発達障害者の備忘録 ADHD/浪費/性的依存

ダメ人間が赤裸々に思いを吐き

発達障害だということを親に訥々と説明する

お酒がはいった。最初薬の影響を加味し「要らん」と拒否したのだが、「なにいじけてるみたいに飲まねえんだ。喉があるなら飲め」と親に挑発され、俺の悪い部分が出て「じゃあ飲んでやるよ」とイラつきに任せてガバガバ飲んだ。その結果「今ならイケる!」とおもったので俺が発達障害の診断を受けたことを親に訥々と説明した。

 

どうも俺の両親、特に母親は俺が「やればできる子」だと思っている。自身が看護師だということで医学に関しては俺の知識を超えていると思っている節があるのだが、全然そんなことはないと思っている。俺は自分が発達障害だと認識した時点で、最新の論文もすべてとはいわずとも、興味があればチェックしているし、元々化学系の学科を卒業したこともあって恐らく論文の内容も母親より理解できている。母親は一次ソースを読まず、医学系出版社から販売されている本しか読まないし、そもそも精神系の科にいたことはない。

 

残酷な話をすることになるな、と予感しながらも母親はいつものごとく感情論を交えながら「社会人たるもの」という話をしだした。

 

それは、むしろ一般企業に勤めている俺のほうこそよく解っている内容で、なんならその理屈の穴を埋めたい欲求にも駆られた。

 

そこで、「母の言いたいことはよく解った」と前置きしたうえで、「実は俺はADHDの診断を受けている」ということを打ち明けた。もちろん母は自信満々に「知り合いの子供にもADHDの子供はいるがあんたみたいなもんじゃない」と語り出す。

 

それはそうだろう。ADHDにも重度軽度があり、さらに成長していくにつれ症状は緩和されていくものなのだから。しかし、忘れ物や時間感覚のなさ、集中力のなさなどの症状は小学校からずっと続いていたもので、それを客観的に親が見れていないというのが問題だとずっと感じていた。

 

そのことを訥々と話し、モノアミン神経伝達回路の話をしてどうもドーパミンなどの脳内物質に関する機能が俺はイかれてるらしく、そこを補完する薬を今飲んでいる。それが割と効いている気がしてるし、問題も解決しかけている気もする。ただ、発達障害という認識はもっておいてほしくてそれを前提とした解決方法を模索しよう。

 

と、主張したところ全くの無駄に終わった。お前は発達障害ではないし、仮に発達障害だとしても金銭感覚の異常とは無関係だという論法で責め立てられる。

 

こうなると反論は無意味に近い。論理としては穴だらけだが、相手は感情論をぶつけているだけなのだから。そもそもADHDの人間は社会との折り合いがつかず、様々な依存症、うつ病を併発しやすい。それを改善するには根本であるADHDの症状の緩和が必要だという説明をしても「関係ない!」の一点張りである。話にならない。

 

今も母親のなかでは俺は発達障害ではないことになっている。説明責任は果たしたので、今後は親に説明せずに主治医と自分だけを信じて治療することにした。心細いが、しょうがない。